好色伝授(読み)こうしょくでんじゅ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「好色伝授」の解説

好色伝授
こうしょくでんじゅ

歌舞伎浄瑠璃外題
作者
小島彦十郎
初演
元禄6.8(京・早雲長太夫座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の好色伝授の言及

【好色文学】より

…《好色三所世帯》《真実伊勢物語》などは純然たる春本でもなく,紙一重のところで好色本となっているといえよう。この種には《好色訓蒙(きんもう)図彙》《好色増鏡(ますかがみ)》《浮世栄華一代男》《好色伝授》《好色旅枕(たびまくら)》《好色小柴垣(こしばがき)》《風流曲三味線》《好色床談義(とこだんぎ)》《諸遊芥子鹿子(けしがのこ)》《魂胆色遊懐男(こんたんいろあそびふところおとこ)》などが著名で,元禄・宝永より享保・寛延にわたって出ている。《逸著聞集》《はこやのひめごと》《あなをかし》を俗に色道の三奇書と称するが,ほかに《大東閨語(だいとうけいご)》《春臠柝甲(しゆんらんたくこう)》の文画ともに秀抜なものがある。…

※「好色伝授」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」