妖孼・妖孽(読み)ようげつ

精選版 日本国語大辞典 「妖孼・妖孽」の意味・読み・例文・類語

よう‐げつ エウ‥【妖孼・妖孽】

〘名〙 (「ようけつ」とも) あやしいわざわい。災厄をもたらす前兆。不吉な事件の前ぶれ。夭逆(ようげき)
※宝生院文書‐永延二年(988)一一月八日・尾張国郡司百姓等解「是以吏富国貧、物尽民失、夭蘖之起」 〔中庸〕

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