災厄(読み)サイヤク

デジタル大辞泉 「災厄」の意味・読み・例文・類語

さい‐やく【災厄】

災い災難。「災厄に見舞われる」
[類語]災禍奇禍被害禍害惨害惨禍災害なん災い被災災難天変地異天災人災地変風害風水害冷害霜害雪害干害渇水旱魃水涸れ病虫害虫害煙害公害薬害凶事禍根舌禍筆禍試練危難国難水難水禍海難受難遭難罹災貧乏くじ馬鹿を見る弱り目にたたり目泣き面に蜂

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精選版 日本国語大辞典 「災厄」の意味・読み・例文・類語

さい‐やく【災厄】

  1. 〘 名詞 〙 ふりかかってくる不幸なできごと。わざわい。災難。災禍。厄難
    1. [初出の実例]「九月九日。費長房縫嚢盛茱萸。以繋臂登山。飲菊花酒。以免災厄」(出典拾芥抄(13‐14C)上)
    2. 「たとひ一時災厄を被むるとも」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一二年〕

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普及版 字通 「災厄」の読み・字形・画数・意味

【災厄】さいやく

わざわい。〔後漢書、左雄伝〕大將軍梁の子冀(き)を襄邑侯に封ぜんとす。雄、封事を上(たてまつ)りて曰く、~梁冀の封は、事、に非ず。宜しく災厄のごし、然る後可否を議すべし。

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