災厄(読み)サイヤク

デジタル大辞泉 「災厄」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「災厄」の意味・読み・例文・類語

さい‐やく【災厄】

  1. 〘 名詞 〙 ふりかかってくる不幸なできごと。わざわい。災難。災禍。厄難
    1. [初出の実例]「九月九日。費長房縫嚢盛茱萸。以繋臂登山。飲菊花酒。以免災厄」(出典拾芥抄(13‐14C)上)
    2. 「たとひ一時災厄を被むるとも」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉八)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一二年〕

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普及版 字通 「災厄」の読み・字形・画数・意味

【災厄】さいやく

わざわい。〔後漢書、左雄伝〕大將軍梁の子冀(き)を襄邑侯に封ぜんとす。雄、封事を上(たてまつ)りて曰く、~梁冀の封は、事、に非ず。宜しく災厄のごし、然る後可否を議すべし。

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