知恵蔵mini 「孤児作品」の解説 孤児作品 著作権の保護期間にあるが、権利者が不明な書籍・映像・資料などの著作物。権利者の利用許可が取れないため、再版や展示、デジタル化などの2次利用ができず、世界共通の課題となっている。対策として、日本では、文化庁に申請して許可を受け、補償金を供託すれば孤児作品を利用できる「裁定制度」を著作権法で制定。2010年には、より移用しやすく改善した制度が導入されている。しかし、申請には権利者を探す努力を尽くしたことを証明しなければならず、申請書の準備にも多大な労力を必要とするため、利用件数は思うように伸びていないのが現状である。 (2013-3-14) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「孤児作品」の意味・わかりやすい解説 孤児作品こじさくひん →オーファンワークス 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例