宇都宮御書留(読み)うつのみやおかきとめ

日本歴史地名大系 「宇都宮御書留」の解説

宇都宮御書留
うつのみやおかきとめ

一冊

写本 国会図書館

解説 本丸御殿建具畳鉄物覚、二丸新御殿御竪具御畳数、所々道程間数、日光山江附届并宇都宮旅行衆中江馳走方、下野国河内郡宇都宮大明神、町年寄共差出・本陣問屋差出・穀屋差出などを記す。宇都宮城本丸・二の丸の御殿規模・構造、二荒山神社の祭神・社領・年中行事、宇都宮町の役負担などが知られる。成立年は確定できないが、二丸新御殿には「享保十三申四月御社参付而従公義出来之御殿」と記されており、それ以降の成立であることがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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