安里屋節

デジタル大辞泉プラス 「安里屋節」の解説

安里屋(あさどや)節

沖縄県八重山群島の民謡古謡安里屋ユンタ』に三味線伴奏をつけたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の安里屋節の言及

【安里屋ゆんた】より

…クヤマの勇気と,傲慢な村役人の目差主のろうばいぶりを筋に,村人たちがさっそく歌にした。後世この労働歌である〈ゆんた〉を八重山の士族は三味線にのせて〈安里屋節〉という節歌(ふしうた)にした。さらに1934年に星克(ほしかつ)作詞,宮良長包(みやらちようほう)作曲の〈サー君は野中の茨(いばら)の花か〉で始まる《安里屋ユンタ》が日本コロムビアからレコード化され,全国的に流行し沖縄を代表する民謡となった。…

※「安里屋節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android