室戸岬斑糲岩体(読み)むろとみさきはんれいがんたい

最新 地学事典 「室戸岬斑糲岩体」の解説

むろとみさきはんれいがんたい
室戸岬斑糲岩体

Murotomisaki gabbroic complex

高知県南東部室戸岬に分布する後期漸新世~前期中新世の四万十帯津呂層に貫入した厚さ220m以上,長さ約1,800mのくさび状の斑れい岩質複合貫入岩床。岩体南東側が重力的下位。急冷相はかんらん石複輝石ドレライトおよび普通角閃石ドレライトからなる。岩体主部はかんらん石斑れい岩・複輝石斑れい岩・単斜輝石斑れい岩からなり,中央部にはややFeに富んだ分化脈,斑れい岩ペグマタイトを産する。周縁部の被貫入岩の融解による珪長質岩脈のRb-Sr黒雲母─全岩アイソクロン年代は14.4Ma。

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