全岩アイソクロン年代(読み)ぜんがんアイソクロンねんだい

最新 地学事典 「全岩アイソクロン年代」の解説

ぜんがんアイソクロンねんだい
全岩アイソクロン年代

whole-rock isochron age

全岩試料によってつくられるアイソクロン(等時線)から求められる年代のこと。この場合の全岩試料とは同位体的に閉鎖系である大きさのもので,岩質や粒度によって異なるが,通常2~3kɡの量と考えてよい。Rb-Sr法やSm-Nd法において重要で,例えば花崗岩が変成作用を受けた場合,鉱物年代が変成作用の年代を示すのに対して,全岩アイソクロンは花崗岩形成の年代を示すことがある。また全岩アイソクロンから求められる初生値は,岩石の成因などを議論する際の重要な指標である。

執筆者:

参照項目:アイソクロン

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 柴田

ガラス管球内に入れた高抵抗線に電流を流し,ジュール熱によって高温となり放射する光を利用するもの。抵抗線としてはタングステンが用いられ,その蒸発を防ぐためアルゴンおよび窒素ガスが管内に約 0.7気圧封入...

白熱電球の用語解説を読む