宿無団七(読み)やどなしだんしち

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「宿無団七」の解説

宿無団七
(通称)
やどなしだんしち

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
宿無団七時雨傘 など
初演
元文5.1(大坂・花妻座)

宿無団七
やどなしだんしち

歌舞伎・浄瑠璃の外題。
初演
元禄11.11(大坂・片岡仁左衛門座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の宿無団七の言及

【俠客物】より

…〈男達狂言〉〈男達物〉とも称する。任俠の徒を劇化した嚆矢(こうし)は1698年(元禄11)に大坂片岡仁左衛門座で初世仁左衛門が演じた団七であるとされ,以降,宿無団七の書替狂言がつぎつぎに演じられた。雁金五人男は1702年9月大坂岡本文弥座上演の人形浄瑠璃《雁金文七秋の霜》が最初で,《男作五雁金(おとこだていつつかりがね)》(1742年7月大坂竹本座,竹田出雲作)など多くの作を生んだ。…

※「宿無団七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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