寄る瓮の水(読み)ヨルベノミズ

デジタル大辞泉 「寄る瓮の水」の意味・読み・例文・類語

よるべ‐の‐みず〔‐みづ〕【寄る×瓮の水】

神前のかめにたたえられた水。神霊を寄せるためのものという。
「さもこそは―に水草みくさゐめけふのかざしよ名さへ忘るる」〈・幻〉
[補説]「よるべ」は「寄る辺」とも。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android