富倉番所跡(読み)とみくらばんしよあと

日本歴史地名大系 「富倉番所跡」の解説

富倉番所跡
とみくらばんしよあと

[現在地名]飯山市大字富倉

番所設置の時期は不明。享保二年(一七一七)二月まで飯山領でのち幕府領となり、同九年八月村替えにより再び飯山領となり、本多氏が領知した。

享保三年七月名主ほか惣百姓連印で「先年より口留御番所御立、一村ニ而相守リ申ニ付諸役御免被遊候所ニ国本御役人様方富倉穀留番所御引払ニ被遊候之由」について口留番所存続願を中野代官所へ出した。同願に富倉村番所は穀留番所ではなく口留番所であると記している(「富倉村口留番所存続願」上野慶哉氏蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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