…特に日本海側で多く用いられる風名で,6月を中心に4~10月に吹く強い東または南東風をさす。山形県庄内地方の〈清川だし〉,新潟県北部の〈荒川だし〉,北海道後志支庁寿都(すつつ)の〈寿都のだし風〉などが有名。太平洋側での〈おろし〉と同種の風。…
※「寿都のだし風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...