小田武雄(読み)オダ タケオ

20世紀日本人名事典 「小田武雄」の解説

小田 武雄
オダ タケオ

昭和期の小説家



生年
大正2(1913)年12月23日

没年
昭和59(1984)年11月27日

出身地
愛媛県松山市港町

学歴〔年〕
九州帝国大学経済学部〔昭和14年〕卒

主な受賞名〔年〕
千葉亀雄賞(第6回)〔昭和29年〕「絵はがき」,サンデー毎日大衆文芸賞〔昭和29年 30年 31年 32年〕,オール読物新人賞(第11回)〔昭和32年〕「紙漉風土記」,小説新潮賞(第4回)〔昭和33年〕「舟形光背

経歴
会社員、高校教師を経て、戦後小説家となる。昭和33年の「うぐいす」は直木賞候補となった。他の作品に「紙漉風土記」「舟形光背」「伊予歴史散歩」などがある。また俳誌「太陽系」「青玄」の同人でもあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む