小素襖(読み)コスオウ

世界大百科事典(旧版)内の小素襖の言及

【素襖(素袍)】より

…また素襖小袴と称して,上と異なった色で,足首までの短い半袴を着けることもあった。また素襖の一種で小素襖(こすおう)というのは,袖幅がふつうのものより少しせまく,これに半袴を着けた姿であった。素襖を着たときは頭には侍烏帽子(さむらいえぼし)をかぶり,腰に小刀(ちいさがたな)を帯び蝙蝠(かわほり)と称する扇を持つのがたてまえである。…

※「小素襖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android