略式(読み)リャクシキ

精選版 日本国語大辞典 「略式」の意味・読み・例文・類語

りゃく‐しき【略式】

  1. 〘 名詞 〙 正式の手続を省いて簡略にした方式。略儀。
    1. [初出の実例]「以略式可有御上洛之由令申上者」(出典:大乗院寺社雑事記‐康正三年(1457)九月一四日)
    2. 「略式を以て取扱ふことを得べき訴訟は之を停止することなし」(出典:裁判所構成法(明治二三年)(1890)一二九条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android