…もともとこの笠はスゲ(菅)製であったが,江戸時代には竹,ヒノキの剝片を組んで紙を張り,これに黒漆を塗った塗笠に変わり,やがてまったく衰滅してしまった。その名の示すように,もとは市女のかぶった笠であったが,平安時代中期以後には上流婦人の外出に着装され,また雨天の行幸供奉(ぎようこうぐぶ)には公卿も着用するようになり,その名も局笠(つぼねがさ),窄笠(つぼみがさ)などと呼ばれた。この笠の着装には,じかにかぶる方法と,被衣(かずき)をかぶった上に着装する方法とがあった。…
※「局笠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...