居付く(読み)いつく

精選版 日本国語大辞典 「居付く」の意味・読み・例文・類語

い‐つ・くゐ‥【居付・居着】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
  2. 来たまま帰らないでそこに居続ける。居すわる。
    1. [初出の実例]「さらに起き給はざめりといひに行きたるに、やがてゐつきて物いふなり」(出典:枕草子(10C終)二九二)
  3. 落ち着いてその場に長く住みつく。住み慣れる。安住する。
    1. [初出の実例]「むつかしき事ありと云ひ伝へて、大かた人もえゐつかねば」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む