山谷通ひ(読み)サンヤガヨイ

デジタル大辞泉 「山谷通ひ」の意味・読み・例文・類語

さんや‐がよい〔‐がよひ〕【山谷通ひ】

江戸時代、元吉原焼失後、江戸浅草山谷にできた仮営業の遊郭に通うこと。のち、新吉原となってからも、そこに通うことをいった。
「命に代へての―」〈浮・諸艶大鑑・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android