嶋抜郷(読み)しまぬきごう

日本歴史地名大系 「嶋抜郷」の解説

嶋抜郷
しまぬきごう

和名抄」高山寺本は「之万沼支」と訓じ、東急本は「嶋」、刊本は「島」と記し、ともに「之末沼木」の訓を付す。天平勝宝九年(七五七)四月七日の西南角領解に類する正倉院文書断簡に「穂積臣浄麻呂年卅八 伊勢国壱志郡嶋抜郷戸主壱志君族祖父戸口」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android