嶋抜郷(読み)しまぬきごう

日本歴史地名大系 「嶋抜郷」の解説

嶋抜郷
しまぬきごう

和名抄」高山寺本は「之万沼支」と訓じ、東急本は「嶋」、刊本は「島」と記し、ともに「之末沼木」の訓を付す。天平勝宝九年(七五七)四月七日の西南角領解に類する正倉院文書断簡に「穂積臣浄麻呂年卅八 伊勢国壱志郡嶋抜郷戸主壱志君族祖父戸口」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む