川原里(読み)かわはらのさと

日本歴史地名大系 「川原里」の解説

川原里
かわはらのさと

古代の里名。年代未詳の平城宮跡出土木簡(「平城宮木簡」二―二七八二)に「川原里有度部□麻呂」とみえる。有度部は同木簡(同書一―三四一)嘗見なめみ郷の人としてみえる「有□□(刀部)忍万呂」や天平一〇年(七三八)度の駿河国正税帳(正倉院文書)にみえる有度君(有度郡少領と推定される)など有度郡に多く分布するので、川原里は当郡の可能性がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 正倉院文書

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む