左支右吾・左支右牾(読み)さしゆうご

精選版 日本国語大辞典 「左支右吾・左支右牾」の意味・読み・例文・類語

さし‐ゆうご ‥イウゴ【左支右吾・左支右牾】

〘名〙 (「支」は、支える意。「牾」は、さからい止める意)
① 左を支え、右を止めること。左右から来る敵、危険などを防ぐこと。〔宋史‐李伝〕
② あちこちくいちがうこと。あちらこちらで互いに抵触すること。
※薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩政府即聯立内閣「聯立内閣は異議紛々左支右牾するが故に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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