差分商(読み)さぶんしょう(その他表記)divided difference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「差分商」の意味・わかりやすい解説

差分商
さぶんしょう
divided difference

x関数 yf(x) において,xΔx だけ増加するときの y の増加を Δyf(xΔx)-f(x) とする。 Δyyf(x) に対する差分である。このときの ΔyΔx との比 Δy/Δx を差分商という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の差分商の言及

【補間法】より

… 不等間隔の場合の補間法でも,線形補間は等間隔の場合と同じであるが,一般の補間法では,前述の階差表を用いる方法はそのままでは適用されない。この場合には差分商による方法が用いられる。xiに対する関数値を前のようにfiとして,を逐次定義する(添字i,j,k,……はすべて相異なるものとする)。…

※「差分商」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む