差曇(読み)さしくもる

精選版 日本国語大辞典 「差曇」の意味・読み・例文・類語

さし‐くも・る【差曇】

〘自ラ四〙 (「さし」は接頭語) 曇る。空が曇る。
万葉(8C後)一一・二五一三「雷神(なるかみ)のしまし動(とよ)もし刺雲(さしくもり)雨も降(ふ)らぬか君を留めむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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