市枡(読み)いちます

精選版 日本国語大辞典 「市枡」の意味・読み・例文・類語

いち‐ます【市枡】

〘名〙 平安末期頃からそれぞれの市で通用した統一規格の枡。
多聞院日記‐文明一〇年(1478)一一月二三日「彼方市之升、奈良之金ふせに相当。収納升と彼市升とは四勺はかり延と云」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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