常吠える(読み)とこぼえる

精選版 日本国語大辞典 「常吠える」の意味・読み・例文・類語

とこ‐ぼ・える【常吠】

  1. 〘 自動詞 ヤ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]とこぼ・ゆ 〘 自動詞 ヤ行下二段活用 〙 声を立てて長く泣く。いつまでも泣きつづけるのをののしっていう。
    1. [初出の実例]「とこぼえる・子を歩行する橋の上」(出典:雑俳・三国志(1709))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android