平脱(読み)ヘイダツ

デジタル大辞泉 「平脱」の意味・読み・例文・類語

へい‐だつ【平脱】

平文ひょうもん1中国での呼称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平脱」の意味・読み・例文・類語

へい‐だつ【平脱】

〘名〙 平文(ひょうもん)①の中国での呼称。〔新唐書‐肅宗紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

改訂新版 世界大百科事典 「平脱」の意味・わかりやすい解説

平脱 (へいだつ)

平文(ひょうもん)

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

百科事典マイペディア 「平脱」の意味・わかりやすい解説

平脱【へいだつ】

平文(ひょうもん)

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「平脱」の意味・わかりやすい解説

平脱
へいだつ

平文

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平脱」の意味・わかりやすい解説

平脱
へいだつ

平文」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の平脱の言及

【漆工芸】より

…おもなものには青海波塗,津軽塗,竹塗,七子塗,紫檀塗,石目塗がある。 加飾法には蒔絵沈金螺鈿(青貝),彫漆,箔絵,錆絵(さびえ),漆絵蒟醬(きんま),平脱(平文(ひようもん)),堆錦(ついきん),密陀絵などがある。それぞれ,時代や地域によって多くの種類が生み出された。…

【正倉院】より

…おもな遺品には金銀山水八卦背八角鏡,銀壺,銀薫炉,金銀花盤などがある。(2)漆工 漆に掃墨を入れた黒漆塗,蘇芳(すおう)で赤く染めた上に生漆を塗った赤漆(せきしつ),布裂を漆で塗りかためて成形した乾漆,皮を箱型に成形して漆でかためた漆皮(しつぴ),漆の上に金粉を蒔(ま)いて文様を表した末金鏤(まつきんる),金銀の薄板を文様に截(き)って胎の表面にはり,漆を塗ったあと文様を研いだり削ったりして出す平脱(へいだつ)(平文(ひようもん)),顔料で線描絵を施した密陀絵(みつだえ)などの技法が用いられた。遺品には漆胡瓶(しつこへい),金銀平脱皮箱,金銀平文琴,赤漆櫃,密陀絵盆などがある。…

【朝鮮美術】より

…統一新羅時代には官営工廠である漆典が設置され,漆器の製造が盛んになった。作例は慶州雁鴨池(がんおうち)出土の多量の漆器断片で,なかでも珍しいのは黒漆地に朱と黄2色の色漆で文様を描いた漆絵断片と,朝鮮では初めての出土例である黒漆平脱(へいだつ)文の断片である。黒漆平脱(平文(ひようもん))の出土は唐代漆芸の新たな受容を端的に示すものである。…

【平文】より

…日本には奈良時代(8世紀ごろ)に伝えられ,正倉院に多数伝存する。これらを《東大寺献物帳》とつき合わせると,唐および奈良時代にはこの技法を〈平脱(へいだつ)〉といいあらわしたことが知られる。〈平文〉と記載された例は〈銀平文琴〉のみで,これは現存せず,平脱と平文は技法的な大きな問題を残している。…

※「平脱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android