新唐書(読み)シントウジョ

精選版 日本国語大辞典 「新唐書」の意味・読み・例文・類語

しんとうじょシンタウジョ【新唐書】

  1. 中国の正史。二四史の一つ。二二五巻。宋の欧陽脩・宗祁らの奉勅撰。嘉祐五年(一〇六〇)成立。「旧(く)唐書」を改修補正したもの。史実不足を補い、文章を簡略化している。唐書。

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旺文社世界史事典 三訂版 「新唐書」の解説

新唐書
しんとうじょ

唐一代を扱った史書
正史 (せいし) の1つ。225巻。『旧 (く) 唐書』が煩雑 (はんざつ) であるとし,宋の宋祁 (そうき) ・欧陽脩らが勅命によってこれを簡潔にしたもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新唐書」の意味・わかりやすい解説

新唐書
しんとうじょ

唐書」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の新唐書の言及

【唐書】より

…本紀20巻,志30巻,列伝150巻から成る。《新唐書》は225巻で,宋の欧陽修らの奉勅撰。本紀10巻,志50巻,表15巻は欧陽修が,列伝150巻は宋祁(そうき)(998‐1061)が撰述した。…

※「新唐書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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