年が返る(読み)トシガカエル

デジタル大辞泉 「年が返る」の意味・読み・例文・類語

としかえ・る

新年になる。年が改まる。
あらたまの年返るまで相見ねば」〈・三九七九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「年が返る」の意味・読み・例文・類語

とし【年】 が 返(かえ)

  1. ふたたび新年になる。新年がまたくる。年が改まる。
    1. [初出の実例]「あらたまの登之可敞流(トシカヘル)まで相見ねば心もしのに思ほゆるかも」(出典万葉集(8C後)一七・三九七九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android