底線(読み)ていせん(その他表記)trough line

岩石学辞典 「底線」の解説

底線

リップルの最も低い点を連ねた仮想的な線[Allen : 1968].褶曲の最も低い底を連ねた線である.底線を連ねてできた面を底面(trough surface)という.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の底線の言及

【サイクロイド】より

…平面上で,円Cが直線lに接しながら,その上を滑らずに転がるとき,円Cの周上の点Pの描く図形Γをサイクロイドまたははい(擺)線といい,lをその底線という。円Cの半径をaとするとき,その方程式は,Cの回転角θを媒介変数として,xa(θ-sinθ),ya(1-cosθ)で与えられる(図1)。…

※「底線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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