弦誦・絃誦(読み)げんしょう

精選版 日本国語大辞典 「弦誦・絃誦」の意味・読み・例文・類語

げん‐しょう【弦誦・絃誦】

〘名〙 (「礼記‐文王世子」の「春誦夏弦〈注〉誦謂歌楽也」による) 琴をひきながら詩を吟じること。また、琴をひき、本を読むこと。転じて、教養をつむこと、勉強すること。
※紹述先生詩集(1761)辛丑之秋遊江州、宿南市村安原氏宅、遂到小川村、尋藤樹書院「今日始来絃誦地、古藤影掩旧茅堂」 〔蘇軾‐潘推官母氏挽詞〕

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