待てど暮らせど(読み)マテドクラセド

デジタル大辞泉 「待てど暮らせど」の意味・読み・例文・類語

てどらせど

いくら長く待っても期待している事が実現しないさまを表す。あとに打消しの語を伴って副詞的に用いる。「待てど暮らせどたよりが来ない」
[類語]待ち遠しい待ちどお待ち望む待ちあぐむ待ちわびる待ち焦がれる待つ待ち構える待ち受ける控える待ち設ける待ち伏せる待ちあぐねる待ちくたびれる待ち明かす待ち伏せ待ちぼうけ待機心待ち鶴首かくしゅ満を持する手薬練てぐすね引く首を長くする爪を研ぐ身構える身構えスタンバイ控え待ち兼ねる待望切望熱望希求願う一日千秋腕をさする腕をしびれを切らすそわそわ待ち切れない

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精選版 日本国語大辞典 「待てど暮らせど」の意味・読み・例文・類語

まて【待】 ど 暮(く)らせど

  1. 待って日を暮らすけれども。いくら長く待っても。
    1. [初出の実例]「まてどくらせどその人の、そよとばかりの音づれも」(出典:浄瑠璃・卯月の紅葉(1706頃)中)

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