律速酵素

栄養・生化学辞典 「律速酵素」の解説

律速酵素

 鍵酵素ともいう.一連反応酵素によって触媒される場合,その一連の反応の中で,最も酵素活性量が少なく,そこの反応が全体の速さを決めている場合,その反応を触媒する酵素.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の律速酵素の言及

【アセチルCoA】より

…微生物から高等動物まで広い範囲で分布しており,ステロイドやカロチノイドの代謝,脂質代謝などで重要な役割を演じている。また代謝の調節因子として,律速酵素rate‐determing enzyme(反応過程の進行速度を支配する酵素)の活性化や阻害を行うこともある。【徳重 正信】。…

※「律速酵素」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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