後見座(読み)コウケンザ

デジタル大辞泉 「後見座」の意味・読み・例文・類語

こうけん‐ざ【後見座】

能舞台で、後見が控えている場所後座あとざの後方部の向かって左手の隅、後見柱の右わきにあたる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「後見座」の意味・読み・例文・類語

こうけん‐ざ【後見座】

  1. 〘 名詞 〙 能舞台で、後見が控えている場所。後座(あとざ)の向かって左のすみ、後見柱の右わきにある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の後見座の言及

【能舞台】より

…アト座の前面は囃子方座で,向かって右から笛,小鼓,大鼓,太鼓が位置する。また左奥は後見(こうけん)が座る後見座である。 シテやワキなどが扮装の変更や場面転換のためにアト座を利用することがある。…

※「後見座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android