後退サンドウェーブ(読み)こうたいサンドウェーブ(その他表記)regressive sand wave

岩石学辞典 「後退サンドウェーブ」の解説

後退サンドウェーブ

ブッチャーにより導入された語で,砂波(sand wave)が流れに逆らって上流方向に移動するもの[Bucher : 1919].砂波(sand wave)とは河床物質特に砂粒が流れで移動し,河床上にできる波形をいう.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む