徐廷柱(読み)じょていちゅう(その他表記)Sǒ Chǒn-gju

改訂新版 世界大百科事典 「徐廷柱」の意味・わかりやすい解説

徐廷柱 (じょていちゅう)
Sǒ Chǒn-gju
生没年:1915-2000

韓国詩人。号は未堂。全羅北道高敞生れ。ソウル中央仏教専門学校を卒業,1936年詩同人誌《詩人部落》を発刊して詩壇に登場。解放後ソラボル芸術大教授を経て,東国大教授,芸術院会員。第1詩集《花蛇集》(1941)所収の〈麝香薄荷(じやこうはつか)の裏庭道だ 美しき蛇…… どれほど大きな悲しみもて生まれたからとて,あれほど無気味な姿なのか〉という句で始まる〈花蛇〉は,人間の運命的業苦をうたっている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徐廷柱」の意味・わかりやすい解説

徐廷柱
じょていちゅう

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