詩壇(読み)シダン

精選版 日本国語大辞典 「詩壇」の意味・読み・例文・類語

し‐だん【詩壇】

  1. 〘 名詞 〙 詩人の社会。詩人の仲間。
    1. [初出の実例]「詩後有宴。〈略〉及深更皆酔帰。詩壇沢甫老人也」(出典蔭凉軒日録‐文明一九年(1487)二月二六日)
    2. 「明治の詩壇に新しい種を蒔(ま)いたかれ」(出典:妻(1908‐09)〈田山花袋〉三〇)
    3. [その他の文献]〔欧陽脩‐答梅聖兪寺丞見寄詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「詩壇」の読み・字形・画数・意味

【詩壇】しだん

詩人の仲間。宋・欧陽脩〔梅聖兪(尭臣)寺丞の寄せらるるに答ふ〕詩 會、予(われ)をに忝(かたじけな)くし 詩壇、子(し)を將に推す

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