徒惚れ(読み)アダボレ

デジタル大辞泉 「徒惚れ」の意味・読み・例文・類語

あだ‐ぼれ【×惚れ】

浮気心からする恋。
「このほど―あそばし是非に誓紙書けとて」〈浮・置土産・四〉
思いをかけても、かなわない恋。
石車にのって―するは男の屑の葛餅」〈浄・松風村雨

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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