→起請文(きしょうもん)
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…誓紙,誓文ともいい,前近代の日本で,人と人とが約束をとりかわすとき,神仏を仲立ちとし,偽りがあればその神仏の罰をうけることを誓うことがあり,その誓いを文書に書いたものを起請文という。起請文は,誓約内容を記した前書とよばれる確言と,もし誓約に背けば神仏の罰をうけるという自己呪詛文言を記した神文・罰文とからなり,しばしば護符の一種である牛玉(ごおう)宝印を料紙とする。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」