御免株(読み)ごめんかぶ

精選版 日本国語大辞典 「御免株」の意味・読み・例文・類語

ごめん‐かぶ【御免株】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代町奉行免許によって設けた商工業者の株。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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世界大百科事典(旧版)内の御免株の言及

【株仲間】より

…江戸時代の商人,手工業者たちによる特権的な結合組織。幕府や諸藩が流通統制や警察的取締りを行うため,あるいは領主層の御用を果たさせるためなどの目的で,上から株仲間を設定する〈御免株〉と,下からの願によって株仲間を認可する〈願株〉とがある。
[成立]
 願株の成立以前に,都市においては各種商人,手工業者の私的な仲間が結成されていた。…

※「御免株」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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