御免祝(読み)ゴメンイワイ

デジタル大辞泉 「御免祝」の意味・読み・例文・類語

ごめん‐いわい〔‐いはひ〕【御免祝(い)】

大相撲で、本場所開催を祝う会。古くは、勧進相撲官許を得たことを祝ったものをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の御免祝の言及

【櫓太鼓】より

…江戸時代には火の見櫓以外の高い建物の建造は禁止されていたため,相撲興行の際には,そのつど幕府に願い出て,興行の許可と同時に櫓建造の許可を得た。興行許可を得た祝を〈御免祝〉とも〈櫓祝〉ともいったが,この慣習は現在でも残っており,日本相撲協会は本場所の約3週間前に報道関係者などを招いて〈御免祝〉を行っている。これは大安の酉(とり)の日,または午(うま)の日などの縁起のよい日を選んで行われる。…

※「御免祝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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