精選版 日本国語大辞典 「御松明」の意味・読み・例文・類語
お‐たいまつ【御松明】
- 〘 名詞 〙 ⇒さが(嵯峨)のお松明(たいまつ)
…修二会の代名詞のようになっている〈御水取〉は,12日の深夜に閼伽井(あかい)(若狭井)より閼伽水を汲む儀式で,春を迎えるにあたり,若水を汲んで邪気をはらう習俗とかかわる。また毎夜練行衆の宿坊から二月堂への上堂に当たり,松明を燃やすところから,巷間〈御松明(おたいまつ)〉と称せられている。奈良時代より伝承されてきたこの行法は,種々の信仰と結びつき,日本の宗教行事のなかでも最も著名なものの一つといってよく,東大寺図書館には,鎌倉時代からの《二月堂修中練行衆日記》が伝えられている。…
※「御松明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...