心あくがる(読み)こころあくがる

精選版 日本国語大辞典 「心あくがる」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 あくがる

  1. 魂が身から抜け出て放心状態になる。浮き浮きする。夢中になる。
    1. [初出の実例]「かくこころあくがれて、いかなるも、のどらかにうちおきたる物と見えぬくせなんありける」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)

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