心の緒ろ(読み)こころのおろ

精選版 日本国語大辞典 「心の緒ろ」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 緒(お)

  1. ( 「緒ろ」の「ろ」は接尾語 ) =こころ(心)の緒
    1. [初出の実例]「まかなしみ寝れば言に出(づ)さ寝なへば己許呂乃緒呂(ココロノをロ)に乗りてかなしも」(出典万葉集(8C後)一四・三四六六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 こころ 実例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む