心の置き所なし(読み)こころのおきどころなし

精選版 日本国語大辞典 「心の置き所なし」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 置(お)き所(どころ)なし

  1. 心がどうしようもないほどせつなく苦しい。
    1. [初出の実例]「彌(いよいよ)此の大臣を見奉るに、心の置所无く侘しく思ゆ」(出典今昔物語集(1120頃か)二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android