心の置き所なし(読み)こころのおきどころなし

精選版 日本国語大辞典 「心の置き所なし」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 の 置(お)き所(どころ)なし

  1. 心がどうしようもないほどせつなく苦しい。
    1. [初出の実例]「彌(いよいよ)此の大臣を見奉るに、心の置所无く侘しく思ゆ」(出典今昔物語集(1120頃か)二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android