心知り(読み)ココロシリ

デジタル大辞泉 「心知り」の意味・読み・例文・類語

こころ‐しり【心知り】

[名・形動ナリ]
互いに心を知り合うこと。懇意であること。また、その人や、そのさま。知己ちき
花薄はなすすき招くたよりかひもなし―なる人し見えねば」〈和泉式部集・下〉
よく事情を知っていること。また、その人や、そのさま。わけ知り。
「―の人二人ばかり、心を惑はす」〈賢木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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