事情(読み)ジジョウ

デジタル大辞泉の解説

じ‐じょう〔‐ジヤウ〕【事情】

物事がある状態に至るまでの理由や状態。また、その結果。事の次第。「やむをえぬ事情があって遅れる」「事情が許す限り協力する」「業界の事情に通じる」「中南米諸国の事情に明るい」「住宅事情」「交通事情

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

じじょう【事情】

物事の状態。 「食糧-」 「海外-」
物事の表面からはわからない背景や周辺の状態。 「 -に通じる」 「 -を尋ねる」 〔 (1) 「事情があって」などの形で、具体的な経緯を省いて説明する場合に用いられることがある。「-があって、本日は休ませていただきます」「諸般の-により開催は延期する」 (2) 類義の語に「実情」があるが、「実情」は外見だけからではうかがい知れない、また一般に言われていることとは違う、実際のようすの意を表す。それに対して「事情」はある事態に至らしめた、細々とした事柄の意となる〕

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

じ‐じょう ‥ジャウ【事情】

〘名〙 物事が、今どうなっているか、また、どう変わってきたかというような細かい状態や理由。ことのありさま。ことの次第。
※石山寺所蔵虚空蔵念誦次第裏文書‐康保三年(966)三月一七日・藤原忠平解「方今謹案事情、公忠宿衛騒動之時、無犯之由、公家是所知食也」
※明六雑誌‐三八号(1875)転換蝶鉸説〈阪谷素〉「其意を知らずと雖も事状遠からざる者あり」
※坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉七「此辺の事情には通じて居るに相違ない」 〔戦国策‐秦策上・恵文君〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

いざなぎ景気

1965(昭和40)年11月から70(昭和45)年7月にかけて57カ月続いた戦後最長の消費主導型景気拡大局面のこと。名目成長率は毎年2桁で推移した。これに先立つ1955~56年の「神武景気」や58年~...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

事情の関連情報