デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「忌部鳥麻呂」の解説 忌部鳥麻呂 いんべの-とりまろ ?-? 奈良時代の官吏。天平(てんぴょう)7年(735)中臣氏と祭祀権をあらそい,幣帛使となることをゆるされる。21年神祇少副(じんぎしよう)のとき伊勢神宮奉幣使となる。のち典薬頭(てんやくのかみ),木工助(もくのすけ)。天平宝字8年従五位上にすすむが,藤原仲麻呂の乱にかかわったとみられ,一時位をうばわれた。名は登理万里ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by