思ひ恋ふ(読み)オモイコウ

デジタル大辞泉 「思ひ恋ふ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐こ・う〔おもひこふ〕【思ひ恋ふ】

[動ハ上二]恋しく思う。恋い慕う。
「心には火さへ燃えつつ―・ひ」〈・四〇一一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「思ひ恋ふ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐こ・うおもひこふ【思恋】

  1. 〘 他動詞 ハ行上二段活用 〙 心にかけて恋い慕う。
    1. [初出の実例]「心には 火さへ燃えつつ 於母比孤悲(オモヒコヒ) 息衝きあまり」(出典万葉集(8C後)一七・四〇一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android