思ひ死ぬ(読み)オモイシヌ

デジタル大辞泉 「思ひ死ぬ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐し・ぬ〔おもひ‐〕【思ひ死ぬ】

[動ナ変]思い続けて死ぬ。恋い焦がれて死ぬ。
「言ふことのかしこき国そ紅の色にな出でそ―・ぬとも」〈・六八三〉

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精選版 日本国語大辞典 「思ひ死ぬ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐し・ぬおもひ‥【思死】

  1. 〘 自動詞 ナ行変 〙 思いこがれて死ぬ。思い続けて死ぬ。
    1. [初出の実例]「言ふことのかしこき国そくれなゐの色にな出でそ念死(おもひしぬ)とも」(出典万葉集(8C後)四・六八三)

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