思故に(読み)おもうえに

精選版 日本国語大辞典 「思故に」の意味・読み・例文・類語

おもう【思】 故(え)

(「おもうゆえに」の変化したもの) 心に思っているために。恋しく思う結果として。
万葉(8C後)一五・三七三一「於毛布恵(オモフヱ)に逢ふものならばしましくもいもが目かれてあれ居らめやも」

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